高大連携

High School-University Cooperation

「龍谷大学」
「京都女子大学」との
高大連携で広がる学びの領域
進学希望の場合は関係校独自
の推薦制度を利用可能

岡山にいながら両大学の先生の授業を遠隔で受講したり、見学ツアーで大学を訪問したり、教授を招いて講義を受けたりすることができます。関係校ならではの連携によって、普段の授業や学校生活だけではなかなか触れることのできない、より広い世界を知り、将来に向けての選択や人としての成長に生かします。両大学に進学したい場合は、関係校独自の推薦制度を利用して受験することも可能です。

持続可能な社会の実現に向けて

龍谷大学は1639年に京都・西本願寺境内に設けられた僧侶養成施設「学寮」が起源です。仏教系大学として初めて理系学部を開設するなど、今では約2万人の学生・大学院生が学ぶ総合大学に発展しました。本学の建学の精神である「浄土真宗(親鸞聖人)の精神」に基づき、学生をはじめとする大学構成員一人ひとりが主体となって、持続可能な社会の実現に向けて行動できるよう、教育・研究・社会貢献活動を推進しています。

龍谷大学学長入澤 崇

女性の力を、社会を変える力に

京都女子大学は、すべての学部学科が優れた研究成果にもとづき、きめ細かな指導と教育を行っていることが第一の特長です。女性のための高等教育機関としての100年余りの歴史がその実績を示しています。さらに京都女子大学では専門分野に加えて「女性の生き方」を学ぶことができます。学生の皆さんに期待し、励まし、そして鍛えます。自分を縛っていたジェンダー価値観から抜け出て、自由に発言し、行動することの心地良さを4 年間の大学生活で体験してください。さまざまな機会にリーダーを務めた経験は、社会で主体的に行動する力と自信を培ってくれます。
京都女子大学の女性教員比率は43%です。副学長、学部長、事務部長の計12人中5人が女性です。皆さんのロールモデルになる女性がたくさん働く環境は、「女性の生き方」の視野を広げ、皆さんが未来に向かって飛び立つ勇気を与えてくれることでしょう。

京都女子大学学長竹安 栄子

進学生メッセージ

Messages from College Student

龍谷大学文学部日本語日本文学科 進学生

伊良皆 環希さん

[ 福山市立城北中学校出身 ]

古典文学、近代文学、情報出版学、日本語学の中から自分の好きなことを専攻し、日本文学、日本語に関することを学んでいます。龍谷大学は食堂やカフェなどの飲食施設がとても充実しています。大学構内にスターバックスがあるところもポイントが高いです。また、図書館がとても大きくきれいなので、読書好きな人には特にお勧めです。今、私は教員免許取得という目標に向けて頑張っています。岡山龍谷は、分からないことがあればいつでも先生に質問できる環境が整っているので、皆さんも人生一度きりの高校時代という青春を、全力で楽しんでください。

龍谷大学国際学部国際文化学科 進学生

湯谷 有紗さん

[ 福山市立芦田中学校出身 ]

留学制度が充実していること、実践的な学びのプログラムがあること、自分が学びたい分野を選択できることなどから、龍谷大学の国際学部国際文化学科への進学を選択しました。学業に支障が出ないように、学業とアルバイトを両立しながら、英語、日本文化、外国の文化や芸術、宗教などを学んでいます。龍谷大学は図書館の設備がとても充実しています。また、食堂で晩ご飯が100円で食べられる(100円食堂)といった、コロナ禍の学生支援が充実しています。岡山龍谷では多くの先生から熱心にサポートしていただけました。皆さんも悔いのない高校生活を送ってください。

龍谷大学経営学部経営学科 進学生

鳩場 朱莉さん

[ 笠岡市立笠岡東中学校出身 ]

経営学部経営学科で企業比較、経営と情報、ICT、簿記などを学んでいます。そして今特に力を入れているのが、新しいダンスサークルの設立と運営です。60名程のメンバーが集まって、プレ活動としてステージ発表の準備を進めています。岡山龍谷では行事やゼミ活動の中でリーダーを多く担っていたことから、大勢の人をまとめる力や方法が身に付き、チャレンジ精神を今でも忘れずに持つことができていると実感しています。大学は高校までのようにある程度道が定められているものではなく、良くも悪くも「自分次第」です。受験勉強も大事ですが、志望大学を訪れ、キャンパスライフを送っている自分を想像することも大切だと思います。龍谷大学に興味があれば、訪れてみてくださいね。

京都女子大学 文学部史学科 進学生

堅田 華穂さん

[ 福山市立東中学校出身 ]

現在学んでいること

西洋史を専攻し、古代史のゼミに所属しています。ラテン語やギリシア語といった古代語の文献を解読しながら、卒業論文で取り上げる古代エジプトの信仰について研究しています。高校では日本史全般と世界史の近現代史しか触れていなかったことから、西洋古代史を一から学びました。講義前の予習として、復習に重点を置き、講義についていけるよう努力しました。また西洋古代史を卒業論文で取り上げるにあたり、ラテン語やギリシア語の習得も必須だったことから、分からないところがあればすぐに先生や友人に質問するよう心掛けていました。まずは卒業論文で取り上げる古代エジプト史の研究を完成させ、公務員試験に最終合格して、国や自治体の運営に携わる公務員になりたいと考えています。

岡山龍谷高等学校で学んだこと

岡山龍谷で未知の課題に挑戦するRLAを経験したことが役に立っています。大学では先生の講義を一方的に聞くだけではなく、ゼミに所属して自分の研究するテーマを発表し、友人や先生とそのテーマについて議論する授業が多々あるので、探究活動で培った行動力や対応力、好奇心が役に立っています。また吹奏楽部での演奏活動を通して培われた社会性や協調性、精神力は、ゼミでの研究活動だけでなく、就職活動にも生かされていると思います。

京都女子大学のおすすめポイント

京都女子大学文学部史学科は、立地やカリキュラムから歴史学を専攻する人にとって最適の環境です。史学会(史学科における生徒会のような組織)が企画するバスツアーや旅行、レクリエーション等を通じて、同じ志を持つ友人や先生方に恵まれました。また、京都女子大学は京都市東山地区に位置し、大学の周辺には世界遺産で有名な清水寺や舞妓さんで有名な祇園地区、八坂神社などが点在しています。大学4年間で有名な観光地からマニアックな寺院にまで足を運ぶことができ、充実した京都ライフを送ることができました。施設・設備面では、去年完成したばかりの新校舎がお勧めです。京都女子大学全体で見られるレンガ調のタイルを基調とした、ガラス張りの開放的な校舎になっています。新校舎中庭の緑が美しく、お手洗いがとてもきれいで、和食や洋食、ファストフードまで揃っているカフェテリアが入っています。

後輩たちへのメッセージ

高校3年間は長いようであっという間です。勉強だけでなく部活やボランティア、留学など、どんなことでもいいので挑戦してみてください。後でやっておけば良かったと思うより、挑戦して成功と失敗をたくさん経験できる高校生活を送ってほしいと思います。何かを始めることは決して楽なことではありませんが、学びだけでなく、新しい友人や先生といった素晴らしい出会いもあります。